夕暮れ、辺りが薄暗くなってきた頃・・
嵯峨野一帯に灯された小さな行灯により、ライトアップされたお寺や竹林が繋がれ、
夜の闇に光の露地が浮かび上がります。
嵯峨嵐山の自然を舞台にした灯りのイベント花灯路。
ほんわかした光に導かれて、夜の嵯峨野を散策です~
二尊院 天台宗のお寺
総門をくぐると、馬場の道といわれる参道がまっすぐ伸び、光の路がつづきます。
竹灯篭
竹筒の中に水が張られ、水面にキャンドルが浮かべられています。
小さな穴から漏れる光もきれいです~☆
蝋燭の炎が静かにゆらめく本堂
ここには釈迦如来と阿弥陀如来の二尊が祀られています。
紅葉はほぼおわっていますが、ライトアップされた紅葉は赤々と燃え上がるような美しさ。
暗闇に透きとおるように浮かぶ深紅のもみじ 赤と黒のコントラストが素敵です^^
どこまでもつづく真っ暗な闇に浮かぶ灯りの路。
のどかにつづく昼間の田園風景とはまったく違う幻想的な光景です~
光の露地は常寂光寺へつづきます。ここは日蓮宗のお寺。
お参りの鈴を鳴らしてふと上を見上げると、こんな素敵な照明が灯っていました^^
裏庭のライトアップ なんともいえない陰影が生み出されとても幻想的です~
和紙のようなやわらかい光が漏れる行灯
大河内山荘へ。
昭和のはじめに活躍した銀幕の大スター、大河内傳次郎が30年がかりで創りあげたという庭園。
嵐山や比叡山を借景に、大乗閣、茶室、お堂などの建物が散りばめられています。
拝観に抹茶がついていたのでお抹茶席へと向かいますが・・満席状態。
ゆっくりお茶をいただくという雰囲気でもなく、早々にお茶をのみライトアップした庭園へ。
庭といってもちょっとした山道のようなかんじのものすごいスケールです。
ライトアップはやや渋めでしたが、小倉山からみる古都の夜景はすばらしい~
今度は昼、訪れてみたい場所です。
鬱蒼とした竹林の中に、点々とライトが灯され、しなやかな竹のシルエットが何層にも重なり
浮かび上がります。
自然との一体感がすばらしい嵐山の花灯路。
冬の冴え冴えとした空気の中、心はほっこり温かな気分です~
+花灯路+
電車の時間が迫っていたため、渡月橋のライトアップまで行き着けず。。(ToT)
東山花灯路は3月です~ 休日は人・人・人で歩くのを楽しむにはちょっとつらい。。