三五荘資料館 @軽井沢 南ヶ丘美術館

無彩庵でランチの後、近くに古民家を移築した建物があるというので行ってみました。
静かな木立に囲まれた南ヶ丘美術館。
庭には広い芝生とそのまわりに散歩道があり、いろんな種類の草花やきのこが生えています^^
美しい桂並木の小径。まあるいハート型の葉っぱがかわいい~


a0082536_2338416.jpg




a0082536_2338224.jpg



さらに歩いていくと、緑の中に悠然と佇む、茅葺き屋根の古民家が見えてきます。
江戸時代末期、山梨県塩山にあった農家(旧古屋家住宅)を移築した建物。
白い壁に映える構造が力強い外観です。
 
1935年、造船業をしていた原田六郎氏により移築、再生され、避暑地の社交場として
多くの著名人が訪れたそうです。
交通機関がまだ発達していなかった当時、移築は大変な作業だったといいます。
その後、東急電鉄が保養所として所有、現在は中央工学校の研修施設になっていて、
保存公開されています。


a0082536_23392723.jpg



中に入ると暗く大きな土間。奥には広いお座敷があります。
家の真ん中には40cm角の大きな大黒柱があり、3Fまでの通し柱になっています。
塩山あたりの民家のなかでも、超特大級の農家だったそうな。
 
2Fは吹抜けになっていて、高い位置に開いた窓から光が差し込み、暗い室内に美しい
陰影を生み出します。この屋根裏部分は養蚕のためのスペースだったそう。


a0082536_12291396.jpg




a0082536_12313387.jpg



剣持勇氏の籐の丸椅子。
体を包み込むようにコロンとしていて、なかなか座り心地いいです^^


a0082536_23405259.jpg



左右にはベットルームが配置され、ヘッドボードやサイドテーブルに軽井沢彫が見られました。
軽井沢彫りは、避暑で滞在する外国人のために生み出されたもので、桜をモチーフに
したものが多いようです。この建物によく似合います^^
 
 +軽井沢彫  一彫堂
 +軽井沢彫 大坂屋


a0082536_23584682.jpg




a0082536_0205583.jpg



1Fに置いてある軽井沢彫りの調度品も見事です。


a0082536_04680.jpg



南ヶ丘美術館のチケットは三五資料館とカフェのドリンクがセットになっていてるため(夏期)、
地下の茶房でひと休み。移築の際、大きな民家を支え、また軽井沢の湿気から建物を
守るために、鉄筋コンクリート造りの半地下を造った部分が茶房になっています。
この茶房、雰囲気がいまひとつ、、もったいないー(・ω・)  

南ヶ丘美術館はこじんまりと、絵画や古美術が数点、展示されています。
加山又造の猫がいました^^

観光地というほどでもなく、特に何があるというわけではないのですが、夏の軽井沢の
喧騒を離れ、静かに過ごせる場所です。
 
[PR]
by ibayima-ma | 2007-07-25 00:29 |


<< Cottage415 @軽井沢 長倉 無彩庵 @軽井沢 長倉 >>