新年、いつもより遅めの朝食のあと、急に思いたってカルタゴまで足を延ばしてみました。
チュニス・マリン駅から再びTGMに揺られて20分ほど、カルタージュ・ハンニバル駅に到着。
ナツメヤシの街路樹が、海までまっすぐつづいています。
2800年ほど前に建設された古代カルタゴ。
海上貿易や農業などで栄えたが、いく度かに渡るローマとの戦い、アラブ侵入などを経て
廃墟となる。現在はチュニス郊外の高級住宅地になっているそう。
ハンニバル、ポエニ戦争、フェニキア人などかなり前になりますが、歴史の授業が懐かしい。。
遺跡はカルタゴ市街の広い範囲に点在しているため、カルタゴ博物館を中心に、
近くの遺跡をまわることにしました。ガイドブックの片隅にあるちいさな地図だけが頼り。
カルタゴ博物館をめざして歩いていると住宅街に迷いこみ、ようやく裏門を発見。
白壁の街と海岸を見晴らす緑の小道を歩いていくと、博物館入口にたどりつきました。
エントランスでお馬がおで迎え^^
遺跡で発掘されたローマ時代のモザイク、神々の像、壷などの日用品、地中海の交易品、
墓の埋葬品などが展示されています。
気になる顔。。
タニトの印 古代カルタゴ人が信仰した神が起源
馬の絵柄のコイン
ビュルサの丘
古代カルタゴの中心だった場所だそう。
壮大な景色を眺めながら、古代カルタゴに想いを馳せます~
ポエニ時代の住居
フェニキア人の住居跡。数階建ての住宅が集まっていたらしい。
サボテンやオレンジ、南国っぽい花が色鮮やかに咲いています^^
サン・ルイ教会(アクロポリス)
1890年に建てられた大聖堂。カルタゴ博物館の隣にあります。
簡素ですが、フェスティバルの時期には演奏会などで盛り上がるそう。