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京都秋散歩   +東福寺方丈+

ひんやり冷たい空気に包まれた3連休、日帰りで京都アートウォーク2008に行ってきました。まだ暗い早朝に出発。京都駅からJR奈良線に乗り継ぎ10分ほど、臨済宗大本山、東福寺に到着。広い境内の真ん中を流れる渓谷には"偃月橋""通天橋""臥雲橋"の3つの歩廊橋が架かり、眼下に深い木々が広がるすばらしい眺め。朝の清々しい空気が気持ちいい。通天橋は紅葉の名所、見頃の時期にはものすごい人が押し寄せるそう。本堂から通天橋を渡り、門をくぐると正面に開山堂があり、右手に池泉式庭園、左手に市松の砂紋が施された白砂の庭があります。



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東福寺方丈を囲む4つの庭は、昭和初期の作庭家、重森三玲氏により手がけられたもの。雲紋の地模様に北斗七星に見立てた石組が施された東庭。巨石のまわりに渦巻く砂紋が広がる八海と京都五山を表した南庭。サツキと砂地により大きな市松模様が描き出された西庭。ちいさな市松紋の敷石×苔の北庭。



東庭



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南庭



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西庭



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北庭



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西庭の奥に渓谷に迫り出すようにして通天台があり、舞台の真ん中に座布団が1枚置かれています。ひとり座布団に座り、いつもより低い視線で周囲を眺めると自然がより近くに感じられ、ほんのつかのま目の前の自然と対峙する。普段お寺で使われている座布団をさりげなくいつもの景色の中に置くことにより、空間を変えることなくまったく別の世界観を生み出すこのインスタレーションは川俣正さんによるもの。通天台からの眺めをひとりじめするなんとも贅沢なひとときでした~



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京都アートウォークをたどり、元離宮二条城二の丸御殿台所、清水寺成就院・経堂へ。イベントを知らずに寺を訪れる人への配慮もあるのかもですが、ひとつひとつのインスタレーションは見逃してしまいそうなくらい控えめなかんじ。それでも気ままに京都の街を歩きふと1日を振り返ると、途中歩きながら眺めた景色や自然、京都の歴史や文化の中で出会ったちいさな出来事が思い出され、イベントのコンセプトである"遭遇"に気づかされます。なんだか楽しかったなーと、いつもとは違うかんじの京都散歩を楽しみました。



二条城二の丸庭園



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途中、祇園にある鮨割烹"なか一"で秋の味覚を、
"ぎをん小森"であんみつをいただきました(*^ρ^*)


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あたりが暗くなるのを待って、高台寺岡林院、月真院へ。特別公開の庭園で、ナイトガーデン・アートプロジェクト・イン東山「月 THE MOON」のインスタレーションが行われています。お気に入りは、ティナ・キーン(Tina KEANE)氏による”BLUE MOON”。真っ暗い縁側に腰かけヘッドホンを耳にあてると、"Blue Moon"のサウンドが響いてきます~ ポップなBGMを聴きながら、ブルーにライトアップされた庭を眺めていると、しばし心地よい別世界に引き込まれるよう。ヘッドホンをはずした瞬間、なんともいえない静寂の世界を体感。秋の夜長を楽しみました~



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高台寺近くに"Disney+WA-Qu"+HAPPY♪+"のギャラリー&ショップ"天空庵"が、
期間限定でオープンしています^^
 
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by ibayima-ma | 2008-11-08 12:21 |  >>Kyoto

京都桜散歩   +原谷苑+

京都にすばらしい桜が見られる庭があるときき、週末に行ってきました~
北大路駅からタクシーで15分ほど。
ここは個人所有の桜苑で、桜の時期だけ公開されるそう。
日帰り1day京都で朝はやく着いたにもかかわらず、すでにものすごい混雑ぶりです。


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苑内はなだらかな小山になっていて、ひと山すべて桜で覆われています。
ちょうど紅しだれ桜が満開。空を埋めつくすように桜が咲き乱れ、
あたり一面、桜色に染まっています。どこをみても桜・桜・桜の嵐。
天から降りそそぐようにして咲く桜の花に、しばしうっとり見とれてしまいます~


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苑内にはビールやおでん、茶菓などが売られていて、桜の下に腰掛けて花見もできます^^
予約をすれば窓越しに一面、桜を眺められる座敷で、すき焼きや天ぷらなどの食事が
できるそう。これはなかなかよさ気です。


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ちょっと休憩して、また桜散歩へ。
人が大勢いるため、苑内を歩こうとすると場所によっては大混雑していますが、
滝のように降り注ぐ桜のカーテンに遮られて人があまり気にならないところがすごい。


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どの花もほんとうに力強く、ひとつひとつの花にものすごい勢いがあります。
さまざまな品種の桜と一緒に、雪柳、ぼけ、レンギョウ、桃、つつじなどが
鮮やかな色の花を咲かせ、まさに百花繚乱といった光景。
花の香りに包まれて、しばらく佇んでいたい気分になります(*´∇`*)


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しだれ桜の間をくぐるようにして歩いていくと、ピンク色の桜の中に、
かわいい白桃の花が浮かんでいます^^


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庭師のものすごい思い入れを感じる桜たち。
入苑料は桜の開花にあわせて時価!?ときいていたのですが、この日は週末料金で
1500円。映画と同じくらいかーと思いつつ、すばらしい桜を前にして、
けして高いとは感じませんでした。
愛情たっぷりそそがれて育てられた花たちを見せていただくことができ、感謝です^^


原谷苑(青山荘)
 金閣寺や仁和寺+HAPPY♪+から歩くこともできますが、距離があるので
 バスかタクシーがよさそう。
 京都駅からバスも出ていますが、この時期かなり渋滞するそう。
 
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by ibayima-ma | 2008-04-13 18:48 |  >>Kyoto

白沙村荘 橋本関雪記念館 @京都 左京区浄土寺

銀閣寺参道近くにある、大正、昭和期に活躍した日本画家、橋本関雪の旧邸宅兼アトリエ。
東山を借景にした池泉回遊式のすばらしい庭園があります。
見渡すかぎり田園風景が広がる土地を埋め立て、土を盛り、大きな木や石を運び、
幾度かに分けて土地を広げ、関雪が半生をかけて造り上げた庭。
関雪の庭にかける熱い心が凝縮されたような風景が広がります。



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池には緑の藻がいっぱい・・++
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by ibayima-ma | 2008-03-15 02:40 |  >>Kyoto

河井寛次郎記念館 @京都 東山区五条坂

清水寺にほど近い、細い路地裏の住宅街にある、陶芸家、河井寛次郎の住まい兼アトリエ。
1937年建築。飛騨高山などの民家建築を参考に、寛次郎自身が設計した建物です。
入り口の引き戸を開けると長い土間がつづく町家のような造り。
玄関をあがると薄暗い広間があり、黒光りしたずっしり太い梁、朝鮮張りの艶やかな床板、
外からの明るい光が漏れる格子戸のラインが印象的。広間の真ん中に吹き抜けがあり、
暗く重厚感ある室内の中で、目の前がぱっと開けるような開放感があります。



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寛次郎自身がデザイン、製作した器や彫刻などとともに、室内のあちらこちらに
寛次郎が使っていた調度品や道具などが置かれ、日々の暮らしの中にある美を
大切にした寛次郎の暮らしぶりを身近に感じることができます。
椅子や照明、家具なども寛次郎がデザインしたもの。木臼をくり抜いて作られた
ころんとした椅子や、体の形にぴったりフィットする座り心地のよい木彫りの椅子に
座りながら、寛次郎の素の暮らしやその人生に思いを馳せます~



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木彫りのだるま くりんとした目、まるみのあるデザインがかわいい~



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こま犬の木彫り 
寛次郎お気に入りのひじかけ。寛次郎自らが古い家具の柱を利用し彫ったもので、
中はくり抜かれ小物入れになっています。ここに干柿やきり飴など、好物のお菓子を
入れて愛用していたそうな。なんだか素敵な人だ~



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広間からつづく廊下には、寛次郎の愛用した日用品、自身がデザインした真鍮の
喫煙具やマッチ箱、陶芸などが展示されています。なんともいえない美しい色彩や、
斬新な柄、研ぎ澄まされたデザイン。
さらに奥へ進むと、中庭に面してちいさな茶室と素焼窯があります。
中庭では絵付けなどをしていたそう。



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茶室 2畳ほどの離れになっていて、ちいさな空間ですが中庭が眺められ、居心地よさげ。



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中庭の奥には陶房があり、外からは想像もつかない奥行きの深い空間。
さらにその奥には、突然大きな登り窯"鐘渓窯"があらわれます。



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この登り窯は、寛次郎が5代清水六兵衛から譲り受けたもの。いろんな人たちが
作品を持ち込み共同で使っていたそうな。窯焚き専任の人が、二日二晩、火をみたそうです。
このあたりは清水焼の窯元がいくつもあったそうですが、住宅街の真ん中に、今なお
こんな大きな窯が残っているなんてびっくり。



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6~7段ほどある窯で、寛次郎が気に入って使ったのは2段目の室。
ここから数々の作品が生まれたのかと思うと感慨深い。



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2Fの和室には木彫りの像や面、ブロンズ像が置かれています・・++
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by ibayima-ma | 2008-03-12 01:44 |

京都梅散歩

今年はとっても梅気分。早春の京都へ梅見にいってきました~
日帰り1day京都で早朝に出発。予定はとくに決めていなかったので、新幹線で行き先を相談。
北野天満宮あたりは見頃のようですが、人混みをさけ、のーんびり散歩したい!
ということで、ちょこっと梅の香りを楽しめるところにいってみました。


+智積院

真言宗智山派の総本山。
広い境内に伽藍が点在、総門からつづくアプローチがささやかな梅園になっています。
梅の数はそれほど多くはありませんが、満開の梅からまだつぼみのものまで咲き具合は
さまざま。もう見頃を過ぎているものもありますが、あと少しは楽しめそう。



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白い梅の花の中に紅一点、ピンクの梅が咲いてます^^



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ひらひら薄い花弁の、こぶりの梅花。



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前から行ってみたかった智積院の庭園。中国の廬山を形どって造ったという庭は、
土地の高低を利用して造られた築山と、庭をとりかこむ大木が一体となって、
深い自然の中にいるかのような雄大な景色が広がります。
縁側のすぐ下は池になっていて、縁側から釣りができてしまいそう^^
広い庭ではないのに、左右の奥行き感と迫りくる傾斜により、ものすごい広がりが生まれ、
座る場所によって景色の見え方がまったく違うのに驚かされます。



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まん丸く刈り込まれたツツジが咲いたらきれいだろうな~
ツツジは5月下旬~6月下旬が見頃だそう。
庭園にはほとんど人がおらず、鳥たちのさえずりをききながら静かな景色を味わいました。



智積院を後に、歩いて10分ほどのところにある河井寛次郎記念館へ向かいます。
途中、ハイアット・リージェンシー京都のちいさなセレクトショップ"京"に立ち寄り。
木箱に入れられた鳥獣戯画の箸置き、ほしい~



+河井寛次郎記念館+HAPPY♪+

陶芸家、河井寛次郎の住まい兼アトリエ。
1937年建築、寛次郎自身が日本各地の民家を参考に設計した町家のような建物。
暗い室内に窓から漏れる光の陰影が美しい。寛次郎がデザイン、製作した陶芸や木彫り像、
椅子や家具などで溢れ、懐かしいような温かみのあるデザインに魅せられます。



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+なか一

なにか美味しいもの食べたいーということで、祇園にある鮨割烹"なか一"へ。
懐石と鮨を一度に楽しめる。鯖寿司、おいしかった~
当日でしたが電話してみたらOK、カウンター席はほぼ満席でした。



+白沙村荘 橋本関雪記念館+HAPPY♪+
 
銀閣寺近くの白沙村荘へ。大正、昭和期に活躍した日本画家、橋本関雪の邸宅兼アトリエ。
バスを降りると銀閣寺の参道には人がいっぱいですが、ここの庭園は静かです。
大文字山の麓、東山を借景に、池を中心にした庭園は、関雪自身が30年の歳月をかけて
創り上げたそう。よく手入れがいきとどいていたすばらしい庭園。
橋本関雪のギャラリーも併設されています。



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あてもなく哲学の道をお散歩。
琵琶湖疎水沿いの石畳の小径、桜の時期はきれいだろうなー
途中、民家の庭先に梅が咲いていたり、疎水沿いにも見事な枝垂れ梅が咲いていました。



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枝に無数の白い花をつけた低木を見つけました。
犬の散歩をしていたおじいちゃんによると、紙の原材料"みつまた"の木だそうな。
その名のとおり、枝の部分が3つに分かれています。
白い花吹雪が舞っているようできれい~



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紫野和久傳境町店

町家のしっとりした雰囲気で、料亭の味がいただける甘味処。
1Fにあるおもたせコーナーも気になります~
できたて本わらび餅と最後まで迷いましたが・・

西湖とおうす
竹笹で包まれたれんこん菓子。
もちもちしたれんこんの食感と和三盆のとろけるような甘み。
つるっとした喉ごしでおいしい^^



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京都駅で、1day京都の¥3000クーポンを使い、おみやげを買いました。
今回も新幹線の時間ぎりぎり、5分でセレクト。

村山造酢の千鳥酢といづうの鯖姿ずし。
ちりめん山椒をおみやげに。



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最近は市街近郊へ足をのばしていたので、ひさびさに京都の街歩きを楽しみました^^
春はもうすぐ。あー春爛漫にも行きたくなってきました~
 
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by ibayima-ma | 2008-03-10 00:59 |  >>Kyoto

京みやげ5

宝泉で一腹した後、京都駅でおみやげを物色~
日帰り1DAY京都についてくるクーポン、結構いろいろ買えて楽しめます^^


+するがや祇園下里 あめ湯

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 なぜか立派な箱の2本入りで買ってしまった。。ばら売りもあります。
 とろーり甘く、ちょっと懐かしいような飴の風味。爽やかな生姜の香りの上品な味わいです。
 夏はキーンと冷やし飴に。これからの季節はお湯で割っていただくと、ほっと温まります。
 和風ジンジャーシロップといったかんじでおいしい^^

  原材料:麦芽飴、砂糖、生姜

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宝泉堂 丹波栗きんとん

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 丹波栗しるこのおいしさに感動、おもわず買ってしまいました。
 栗のかたちをした竹籠もかわいい^^ 
 こちらも濃厚な栗の味、ほわっとほどけるような口どけ感。
 つくりたての栗きんとんをぜひ食べてみたい~


一保堂 ほうじ茶

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水尾みやげにもぎたて柚子をいただきました^^ 
ゆずジャムは果肉たっぷり。朝、フルーツヨーグルトと一緒に。
爽やかな香りにシャキッと目ざめます。
ゆずしぼり汁はちみつを入れて柚子寒天に。

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今年の京都もみおさめかなー
 
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by ibayima-ma | 2007-12-06 21:09 |  >>Kyoto

宝泉   +丹波栗しるこ+ @京都

下鴨神社+HAPPY♪+近くにある和菓子処、宝泉+HAPPY♪+
京都駅の新幹線改札を入ったところにもお店があり、いつもは庭を眺めるゆったりした
お座敷の本店でたべたい!と、おみやげを買うくらいなのですが、この日はあまりにも
歩きすぎてくたくた(ΘoΘ) 甘いものもたべてない~ということで入ってみました。
夕方、店内はそれほど混んでおらず、ゆったりした雰囲気でなかなか落ち着きます。
相変わらずメニューをみながらかなり悩みましたが、秋季限定に惹かれ。。


  丹波栗しるこ

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あまーい濃厚な栗の香り。マロンスープのようななめらかな舌触りのお汁粉。
中にはホコホコのやらわかい丹波栗がごろっと2つ、ほっくり秋味をまるごといただけます^^ 
見た目にも秋らしく、宝泉らしい五感で味わう優しい味わいに、くたくた疲れも一気に
ふきとんでしまいました☆

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いつも新幹線の時間までちょっと時間があると、改札はいったところにある喫茶店に
入るのですが、席間がちかくいつも混んでいて落ちつかず(*ー*) 
小腹がすいたら京都駅ビルの京都拉麺小路でうろうろしていましたが・・
これからは京都の〆は宝泉できまりかも。
 

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by ibayima-ma | 2007-12-05 00:53 |

京都 秋色散歩

柚子風呂と水炊き鍋を堪能した後、一息ついて水尾の集落を散歩してみることにしました。
まる源+HAPPY♪+をさらに奥へ行った山の中腹に、清和天皇陵があります。腹ごなしがてらと
思ったのですが、往復1時間くらいのちょっとした登山ときいてやや尻込みつつ出発。。
平安期に即位した清和天皇はこの地を愛し余生を送りたいと望んでいたそうですが、
夢は叶わず、遺言で水尾に陵墓を作るように命じたのだそうです。


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柚子畑は収穫真っ盛り。あちこちの畑で、おじさんがはしごに登って柚子の実を収穫中。
黄金色の柚子で彩られる光景は、収穫し終わるまでのこの時期だけだそう。
どこからともなくほんのり柚子の香りがたちこめてきます~


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途中、いくつかの民家の前で、もぎたて柚子が無人販売されています。
静かな山里、人気もなくほんとうに静かな場所。


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柚子畑のトンネルを下っていくと清流が流れているところがあり、木々の葉が美しく
色づいています。鮮やかな色のグラデーションが美しい~


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そこからはきつい上り坂。道は整備されていますが、かなり急勾配の山道をしばらく歩くと、
清和天皇陵にたどりつきます。あたりは鬱蒼とした大木に覆われ、門と石碑のほかには
何もなく、風にゆれる木のざわめきと鳥の鳴き声のみが響きます。
しばし静寂に包まれながら休息。帰りの下り坂も勾配がきつく、ややバテ気味。。

"まる源"で預かってもらっていた荷物をうけとり、さらにトロッコ保津峡駅まで4kmほどの
山道を1時間ほど歩きます。意外と距離があるので、帰り道も送ってもらえばよかった。。 



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夕暮れ、茜色のトロッコ列車に乗って嵯峨嵐山へ。
歩きすぎてかなりくたくたでしたが、紅葉にさそわれて嵯峨野を散策。
のどかな散策道には、12月に行われる花灯路 +HAPPY♪+の灯籠が準備されています。


平家物語ゆかりの寺、祗王寺。
お寺の中だけ空がぱっと明るくなり、眩いばかりの美しい紅葉。
鄙びた草庵も雰囲気あります。


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苔むした緑のじゅうたんに散った紅葉もきれい^^


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平安期、白河天皇により建てられた宝筐院。臨済宗のお寺。
人力車のお兄さんが、今一番の見所のひとつといっていた場所です。
拝観料を払い中に入った瞬間、目に沁みる鮮やかな真紅の楓に心打たれます~
回遊式の枯山水庭園をぐるりと一周。
閉館間際だったため人気もほとんどなく、静かに燃え上がる紅葉を満喫。


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嵯峨野の紅葉までちょこっと楽んで、なんとも贅沢な秋の1日でした☆
 
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by ibayima-ma | 2007-12-02 23:31 |  >>Kyoto

京都水尾 柚子の里

保津峡から車で15分ほどの山あいにある柚子の産地、水尾。
水尾柚子は秋から冬にかけて収穫されるそうで、この時期、水尾にある民家で柚子風呂と
地鶏の水炊き鍋を味わえるというので、秋真っ盛りの京都へ行ってきました。
ここ数日のどんより曇り空でしたが、日帰り1DAY京都で朝早くはりきって出発です~

京都駅からJR山陰本線へ乗り換え30分、馬堀に到着。
田園風景のつづく小道を少し歩いて、保津川沿いを走るトロッコ亀岡駅へ。
ほんとはJR嵯峨野線の保津峡駅で降りればいいのですが、ちょっと遠回りして、
紅葉のトロッコ列車に乗ってみました。朝早い時間でもトロッコ亀岡駅には人がいっぱい。
嵯峨嵐山からの列車は、保津川下り目あての人でさらにものすごい人、逆方面から乗って
正解でした(◎o◎) 立席でしたが、秋の保津峡を満喫☆



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亀岡駅のチケット売り場で、トロッコ保津峡駅はなーんにもないですが・・といわれたとおり
(・ω・)ほんとうになにもないちいさな無人駅。
観光客で賑わうトロッコ列車を見送ると、朝霧に包まれた静かな渓谷の風景が広がります。
保津峡にかかる橋を対岸へ渡り、渓谷沿いを数分歩いたJR保津峡駅近くで、
お世話になる民家"まる源”のお母さんと待ち合わせ。
お願いすると車で迎えに来てくれます。



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あたりはだんだんと山深くなり、山の中腹に雛壇状に佇む水尾の集落が見えてくるころ、
あちらこちらに黄色い柚子がたわわに実る景色が広がってきます。
水尾柚子は日本の柚子栽培の発祥の地といわれているそうで、ごつごつした形で香りよく、
京都の料亭などに出荷しているそう。


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水尾で柚子風呂&鍋が味わえる民家は数軒あり、最初は今年の予約受付当番という
"やまじゅう"というお宅に電話したところ予約でいっぱいということで、”まる源”を
紹介されました。ほんとうにふつうの民家ですが、木造の古い佇まいで雰囲気あります。
門から中に入るとゆったりした土間があり、田舎のおばあちゃんちにきたようなかんじ。
部屋はいくつかあり、先に何組かのグループがきているようでした。
この家は急斜面に建っていて、階段を数段あがった座敷に足を踏み入れた途端、
眼下に一面の柚子畑が広がります~


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黄色い柚子の実がたわわに実り、ちょうどおじさんがはしごの上で柚子の収穫をしています^^
まあるいころんとした柚子を、ひとつひとつ手作業で収穫をしているそうです。


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しばらく眺めていてもあきることのない、のどかな山里の風景。


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まずは柚子茶をいただきます。
輪切りにした柚子に砂糖がかけられていて、ポットのお湯をかけるだけ。
柚子の爽やかな香りが立ち、ほっこり癒されます~


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砂糖に漬けた、つやつや黄金色の柚子菓子。
柚子を皮ごと、砂糖で煮込んだもので、刺激や苦味もなく、ほんとうに素朴な柚子の香りです。
やさしいよい甘さ、やわらかくておいしい^^


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お昼のまえに、柚子風呂に入ることにしました。
風呂は玄関から階段を少し降りたところに、ちょっと広めの木のお風呂があります。
半分に切った柚子を木綿袋にたっぷり入れて湯舟に浮かべてあり、風呂いっぱいに
爽やかな柚子の香気がたちこめています。
窓の外の柚子の木を眺めながら湯舟につかると、身体の中からじんわり温まります~


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風呂あがり、座敷に戻ってさっそく水炊きをいただきます~
お通しは柚子味噌大根。


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柚子を練りこんだ餅、ゴロゴロした地鶏に地元産野菜いっぱいの鍋。
だし醤油には、みずみずしい柚子をぎゅーっと搾って。大きな種は籠でうけとめます^^


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水炊きでかなりお腹いっぱいでしたが、しめはご飯と卵で雑炊に。
デザートは柚子寒天。


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柚子三昧のほくほく鍋。
たっぷり柚子の香りと山里の豊かな味を満喫しました~


 +柚子の里 水尾(水尾保勝会)+
  期間限定。宿泊不可。
  予約は4人から。平日は2人でもだいじょうぶそうです。家によってちがうのかも。
  入浴用タオルあり。浴衣などはないので、風呂あがりに着る服があるとよいです。
 
++HAPPY♪ 京都 秋色散歩
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by ibayima-ma | 2007-12-01 02:03 |

茂庵 @京都 吉田山

京都の街中にあるこんもりとした吉田山の山頂にひっそり佇むカフェ。
山頂につづく小道はいくつかルートがありますが、西側の神楽岡通から頂上をめざします。
薄暗い山道を15分ほど歩いていくと、鬱蒼とした緑の中にお堂のようなどっしりした建物が
見えてきます。山全体がカフェにつづくアプローチのよう^^


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茂庵はもともと、大正期に造られた広大な茶苑で、8席の茶室のほか、月見台、楼閣などが
あったそうな。茶苑の食堂棟だった建物がカフェとして使われていて、カフェのすぐ近くの
森の中には2棟の茶席が残されています。
こんな山中で、いったいどんなお茶会が開かれていたんだろう (*´∇`*)
月に一度、茶室の公開をかねて、"月釜"というお茶を楽しむ会が開かれているそうです。


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週末、秋晴れの午後。カフェは満席、エントランス前の庭には待ち人がいっぱいでした。
緑溢れる屋外はとても気持ちよく、待ち時間もそれほど苦に感じませんでしたが、
少し冷え込んできたため、建物の1Fにある倉庫のような待合スペースへ移動。
ここには雑誌やパソコンなどが置かれていて、こちらも人がいっぱい。


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しばらく待ってから、ようやく2Fのカフェへ。入口でくつを脱ぎ木の階段をあがった瞬間、
京都の街を見晴らす美しい眺めが目にとびこんできます~

四面開口の開放的な透けるような空間。
ガラス窓の外には溢れるような木々の緑が眺められ、山の上に浮遊しているかのような感覚。
屋根裏の太い梁、レトロな木枠のガラス窓も雰囲気あります。


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20席ほどのゆったりした店内。京都市街を一望できる、西側窓沿いのカウンター席の
眺めはすばらしい~ ここでしばらくぼーっと景色を眺めていたい。。

ちょうどカウンターがいっぱいだったため、奥のテーブル席へ。
東側の窓からふと外を見ると真正面に大文字山があり、こちらもすばらしい眺め。
大きな大の字がすぐそこにあるかのように眺められます。


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  カフェラテ
  ごまのシフォンケーキ


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帰りは、東今出川通りにつづく北参道から下山。
途中の見晴台からは大文字山がきれいに見えました~


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茂庵
 
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by ibayima-ma | 2007-10-31 20:13 |