ゆるやかな弧を描く松並木。一面に広がる田んぼを突きぬける一本道なのですが、
松並木によって視界はさえぎられています。松のあいだからちらちら眺められる
田園風景を楽しみながら、ゆるい上り坂をのぼっていきます~
上離宮の御成門
木々の葉はほんのり色づきはじめていました^^
上離宮のアプローチには大刈込みという、背丈ほどの高さに四角く刈込まれた生垣があり、
刈込みのあいだをぬうようにして急な石段をのぼっていくと、急に目の前が大きく開けます。
頂上の隣雲亭。眼下に大きな池を臨み、京都の街を一望できる大パノラマが広がります。
浴龍池とよばれる巨大な池を囲む回遊式庭園。
池に浮かぶ島を龍が泳ぐ姿に見立てて造られているそうです。
幾重にも折り重なる京都の山並みもすばらしい~
大刈込みの間から顔を出しているのは植木屋さん。
刈込みは、ダムのような巨大な池を造るため、谷川をせきとめるのに使われた
土留めの石垣を隠したもので、周囲の自然の風景としっくりなじんでいます。
滝見燈籠 この先に滝が流れていて、清らかな水音が響きわたります
浴龍池のまわりをぐるりと一周。さまざまな樹木、土橋や灯籠がつぎつぎに現われ、
静かな池の景色と折り重なり、さまざまな変化に富んだ風景を楽しめます。
千歳橋 中国風デザインの石橋
静かな紅葉谷
紅葉の時期は美しいだろうなー 見頃までもうちょっとかな
船着場 浴龍池では優雅な御船遊びが行われていたそうな。
西浜はのびのびとした景観
地形を生かした立体感ある、壮大なスケールの庭園。
視線を引き寄せられたかと思えば、はるか遠くに景色が広がったりと、躍動感あふれる
ランドスケープはすばらしい~ 人の手を入れてダイナミックに造られた人工的な庭園にも
かかわらず、自然に融けこむ一体感のある見事な庭園です。
後水尾院の隠居所、仙洞御所にも行ってみたくなりました~
+宮内庁参観案内 修学院離宮+
参拝は事前に申込みが必要。