軽井沢から車で20分ほど、静かな別荘地にあるフレンチのお店。
この建物は以前、東京 世田谷にあった坂倉準三氏設計の旧飯箸邸。昭和初期に建てられた木造のモダニズム建築(
DOCOMOMOWeb)で、一時は老朽化などで取り壊しの危機にさらされましたが、建物を軽井沢に移築、現在はレストランとして使われています。水平と垂直の美しい架構、軽やかな軒先、ゆるやかな勾配の切妻屋根がかかる落ちついた佇まい。広い緑の芝生に面し大きな開口が開いていて、大扉が回転し、扉を開け放ち自然と一体化したり、空間をゆるやかに仕切ることができるようになっています。個室になっているM2Fの寝室はみられませんでしたが、1Fの茶室として使われていたという個室はタイミングよく見ることができ、庭に張り出すように造られた縁が印象的。以前は等々力渓谷の近くに建っていたそうで、どんな環境の中に建てられていたのかと想像してしまいます。食事の後、芝庭に出てゆっくり建物を見せていただきました。おおらかな空間の中で、軽井沢の食材をいかした料理が楽しめるお店です。
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ドメイヌ・ドゥ・ミクニ+
森の中の朝食とカフェの店、キャボットコーヴ
+HAPPY♪+の近く。
御影用水沿いの散歩が楽しめます。
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建築家坂倉準三とユリを巡る人々 @ルヴァン美術館+
☆09/7/1-11/23
旧飯箸邸と、同じく軽井沢に移築されている旧加納邸が展示されています。
帆立貝のポワレ/コライユ入りカニのサラダ
軽井沢野菜のテリーヌ/ソースベトラーブ
メカジキのパン粉グリエ/信州味噌のハチミツ
生姜風味の人参とオレンジのソース
とうもろこしのスフレとグラス
キャラメルショコラのソース
フランボワーズの二層ババロア/ハチミツのチュイル
抹茶とフランボワーズのソース